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【インテリアの専門家が解説】部屋を広く見せるコツ

インテリアのこと

・部屋を広げることは出来ない ・お引越しはもったいない。そんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?実は物理的に部屋を広くすることが出来なくても、錯覚を利用して、広く見せる方法があります。今日は狭い空間を広く見せるコツをご紹介。

見える壁面を増やす

見える壁の面積を大きくすると広く見えます。

具体的には、全体的に家具を低めにすることで、視線の先が壁面になり、すっきりと見えます。

家具の高さを低めにすることで、見える壁面の量を増やし、部屋を広く見せることができます。
高い家具を使うと、天井に近い空間が埋まってしまい、部屋が圧迫感を受けます。
それに対して、低い家具を使うと、壁面の面積がより多く見えるため、部屋が広く見える効果があります。
例えば、ダイニングテーブルを低めに設置することで、部屋の視覚的な高さが下がり、天井が高く見えます。
また、ローテーブルやローソファーを使うことも効果的です。

床の面積を増やす

見える床の面積も大きくすると、広く見えます。
また、家具の脚があるタイプの物を選ぶと見える床の面積も増えますし、家具も軽く見え、圧迫感が少なくなります。

例えば、ベッドやソファなどの大型家具は、床面積を占有し、圧迫感を与えがちです。
しかし、足付きの家具を選ぶことで、その家具の下にスペースができ、床の面積を増やすことができます。
また、足付きの家具は、床から光が入り込み、部屋を明るく見せることができます。
さらに、足付きの家具は、空気の流れを良くするためにも重要です。
家具が床に密着していると、空気の流れが悪くなり、部屋が閉塞感を受けます。しかし、足付きの家具を使うことで、空気がより自由に流れ、部屋全体がスッキリとした印象を与えます。

鏡やガラスを取り入れる

鏡やガラスを取り入れることで、部屋を広く見せることができます。
例えば、鏡を壁に取り付けることで、反射した映像が部屋を広く見せる効果があります。
また、大きな鏡を使うことで、部屋をより広く見せることができます。

さらに、ガラスを使った家具や、壁にガラスを取り入れることも効果的です。
ガラスは透明性があるため、視覚的な壁を作ることなく、空間を広く見せることができます。
例えば、ガラスのテーブルを使うことで、テーブルの下が見え、床面積を広く見せることができます。
また、ガラスの棚を使うことで、壁の面積を増やし、部屋を広く見せることができます。

鏡に映る景色には注意して下さいね。大きな収納がどーんと鏡に映り込むと効果は期待できなくなります。きれいに見える場所が映り込むことで、より素敵になりますよ。

部屋の奥に背の高い家具を置かない

部屋の奥に背の高い家具を置くと、視覚的に壁を作り、部屋を狭く見せることがあります。
そのため、背の高い家具を置かないようにすることで、部屋を広く見せることができます。
例えば、本棚やタンスなどの大型家具は、奥行きがあるため、部屋の奥に置くと圧迫感を与え、部屋を狭く見せてしまいます。
その代わりに、低い家具を使ったり、奥行きがあまりない家具を使うことで、部屋の奥にもスペースを作ることができます。

壁面収納などを置くなら、視線が向きにくい場所に移動してみて下さいね。

床や壁を明るくする

床や壁を明るくすることで、部屋を広く見せることができます。
暗い色の床や壁を使うと、部屋が狭く感じられ、圧迫感を与えてしまいます。
白やベージュ、淡いグレーなどの明るい色を使うことで、部屋が広がるように見えます。
また、床にカーペットを敷く場合も、明るい色を選ぶことが大切です。
明るい色のカーペットは、光を反射して部屋全体を明るく感じさせ、広く見せることができます。

まとめ

いかがでしょうか?

これまでの5つのコツをまとめると、部屋を広く見せるためには、以下のような方法があることがわかります。

  1. 低めの家具を選ぶことで見える壁面の量を増やすことで、部屋を広く見せることができる。
  2. 足付きの家具を選ぶことで、床の面積を増やし、部屋を広く見せることができる。
  3. 鏡やガラスを取り入れることで、部屋を広く見せることができる。
  4. 部屋の奥に背の高い家具を置かないことで、部屋を広く見せることができる。
  5. 壁や床を明るくする


これらの工夫ですが、いくつかを組み合わせて工夫してみると、効果はもっと期待できます。
カラーコーディネートにも注目が必要です。
部屋を広く見せるためには、色、家具の配置、アクセサリーの使い方など、様々な要素をバランスよく取り入れることが大切です。

ただ、足つきのソファを選んだとしても、背の高い圧迫感のある家具で壁面を塞いでしまうと、狭く見えます。
逆もまたしかり。
何事も結局はバランスが大事だということ。
私なら、まずは物を減らした上で、できるだけ扉の中に物を収納し、低めの家具を配置します。
それだけでもかなりスッキリするはず。

悩まれている方はぜひトライしてみて下さい

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自然体 建築カラープランナー® 野村恭子

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