日本の住宅は狭い。我が家もそうですが、狭い部屋でも快適に暮らしたい。開放感のある部屋に住みたい。少しでも広く見せたい。そんな思いをお持ちの方は多いと思います。今日はそんな方の為に、部屋を広く見せるコツを5つご紹介します。
部屋を広く見せるコツ 1.全体を明るくまとめる
明るい色は光を反射するので、部屋全体を明るく広く見せる効果があります。
ですので白っぽい空間にするのが部屋を広く見せるコツ。
ただ、真っ白はオススメしていません。
なぜなら真っ白は反射率が高すぎて眩しく感じることがあるから。
白にも色んな白があります。
白は白でもオフホワイトやクリーム色、淡いグレーなどがおすすめです。
部屋を広く見せるコツ 2.背の高い家具はオープン収納にする
一般的なセオリーとしては部屋を広く見せたい場合、低い家具で揃えるのがポイント。
視線が抜けて広々と見えます。
ただ、狭い日本の住宅事情。
物を効率的に納めるためにはある程度の容量の収納も必要ですよね。
背の高い家具を置いても圧迫感のないコツは2つあります。
背の高い家具を利用するときのコツ 1.オープン収納にする
視線の高さに家具がどーんとあるとどうしても圧迫感が出てしまいます。
そんな場合はオープン収納にすると圧迫感を減らせます。
または背板のないタイプもオススメ。
奥の壁を見せてあげることで圧迫感を減らすことができます。
ただ、オープン収納にするときは見栄えに注意しなければなりません。
物が見えるということは雑然とする原因にもなります。
カゴに入れるなど、収納の仕方を工夫してみて下さい。
また、オープン収納の場合は扉付きの物よりも物量を減らして収納することが必要になります。
背の高い家具を利用するときのコツ 2.壁の色に合わせる
例えばダークブラウンやブラックの家具。背の高い家具は余計存在感が増します。
そんな場合は壁の色に合わせてみましょう。
壁に溶け込んで、圧迫感を減らすことができます。
部屋を広く見せるコツ 3.鏡を利用する
部屋を広く見せるために効果的なアイテムは鏡。
単純な理由ですが、鏡は室内を映し出すことで、鏡の向こうにも空間が広がっているように感じるからです。
あなたは鏡にどんな景色を映し出したいですか?
観葉植物?お気に入りのコーナー?
映り込む景色が美しいと効果倍増です。反対にあまり見えて欲しくない物が映ると逆効果になります。
置く場所は色々考えて決めてくださいね。
また鏡のデザインもインテリアに合う物を選んでみてください。
部屋を広く見せるコツ 4.家具は脚付きの物を使う
部屋を広く見せる上で大事なのは床面の多さ。少しでも床面が見えると空間の広がりを感じます。
ですので、家具は脚付きの物を選びましょう。
家具の下部からも床が見えることでスッキリと広く感じることができますよ。
お掃除ロボットも通る高さだと一石二鳥。
お掃除もしやすくて清潔が保てますね。
部屋を広く見せるコツ 5.少量の引き締め色を使う
部屋を広く見せるためには全体的に明るめの空間がいいと先程お話ししました。
ただ、すべてを同じような色にしてしまうとのっぺりとした、しまりのない空間になってしまいます。
そんなときには少量の引き締め色を使うと良いです。
例えばブラックなどの色を足すとピリッと空間が引き締まり、バランスのとれたお部屋になりますよ。
コツは
- 入れすぎないこと
- 所々に使うこと
少し意識するだけでもお部屋にメリハリが出て、垢抜けます。
是非使ってみてくださいね。
部屋を広く見せると暮らしが楽しくなる
この記事では、部屋を広く見せるコツを5つご紹介しました。
部屋を広く見せると開放感に繋がり、日々の暮らしも楽しくなります。
すぐにできそうなところがあれば是非お試しくださいね。
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皆様の暮らしがよりよい物になりますように。
自然体 建築カラープランナー® 野村恭子