BLOGブログ

BLOG

11

ラグの選び方

インテリアのこと

床の大きな部分を占めるラグは、お部屋の雰囲気を左右するアイテム。
ですが、サイズやデザイン、お値段も様々で選ぶのに迷ってしまいますね。
ただ、何となくで選んでしまうのは危険です。
これからご説明するポイントを踏まえて選ぶことで、おしゃれなお部屋作りにぐっと近づけます。


1.部屋のタイプ

ラグ選びで一番重要なことの一つがサイズ選び。
お部屋の広さが変われば適切なラグのサイズも変わります。

1-1.ワンルーム

6畳のワンルームの場合は 120×180㎝
8畳のワンルームの場合は 150×200㎝

位が目安になります。

賃貸物件なら、床の色が好きではないなど色々お悩みがあると思います。
そんな場合にラグを敷くと、雰囲気が変わりますので、オススメです。
ベッドやソファ、テーブルの脚をカバー出来る大きめなサイズにするのもいいですね。

部屋が狭くて少しでも広く見せたいという場合は、ポイント程度に小さめのラグを敷くのもオススメです。

1-2.リビング

リビングのソファ周りにラグを敷く場合は

ラグの一辺がソファの横幅+片側10~20㎝

程度のサイズが目安です。
ソファだけではなくテーブルもカバーしたい場合、家族がソファ周りに集まる場合などはゆったり目のサイズを選ぶようにしてみてください。

1-3.ダイニング

ダイニングにラグを敷く場合、注意したいのは椅子を引いた所までラグでカバー出来ているかということ。
4人がけ長方形のテーブルの場合は

ラグの一辺がテーブルの縦幅+片側60~75㎝

程度が目安です。
ダイニングテーブルや椅子があるところにラグを敷く場合は、実際に座ったり、椅子を引いてみたり、経ってみたりして、椅子の可動範囲をマスキングテープなどで貼ってみて、サイズを確認してみてください。

2.形やカラー

空間に合った形やカラーのものを選ぶことで、統一感のある雰囲気を作ることが出来ます。

2-1.形

ラグの形状には円形、四角などがありますが、丸形の方が難易度は高くなります。
丸形は個性的な分、とてもおしゃれなお部屋にすることが出来ますが、バランスを取るのが難しいです。

四角形はよくある形ではありますが、他のインテリアと調和が取りやすいです。
なぜならソファ、テーブル、ベッド・・・全てが四角形だからです。

2-2.カラー

ラグのカラー選びの点で重要なのは、コントラストをつけるのか、馴染ませるのかという点です。

馴染ませる方が、色の選択がしやすく、コントラストをつける方が難易度としては上がります。

また、コントラストをつけた方がいい部屋、つけない方がいい場合などもあります。
そのあたりも考えながらカラーを考えてみて下さい。

3.素材

ラグの素材選びもとても重要です。
季節を問わずに使いたい場合、また、どのくらいの期間使うのか、に応じても素材選びは変わってきます。

3-1.ウール

防汚性や耐久性に優れています。汚れ落ちもいいですが、虫に弱い点があります。
夏はさらっと涼しく、冬は暖かいため、年中使えます。
リビングのラグなどに向いてます。
また、天然素材のため、お値段は高めです。

3-2.コットン

さらりとした質感が好きな方が多い素材です。ナチュラルな雰囲気作りにも役立ちますね。
夏に最適な素材です。
耐久性はあまり高くないので、定期的な買い替えが必要です。
色んなラグを楽しみたいという方には適しているかもしれません。

3-3.ナイロン

耐久性が高く、虫にも強いですが、防汚性はあまり高くありません。
丈夫ですので、子供部屋などに向いています。
ただ、一度ついた汚れは落ちにくいです。

3-4.ポリエステル

耐久性、防汚性共に優れています。
ダイニングのラグなどに向いています。
ただ、遊び毛は少し多めで、発色がそこまで美しくならないです。
リーズナブルな物が多いです。

いかがでしょうか?

この記事が、おしゃれなお部屋作りの参考がなれば嬉しいです。

自然体 建築カラープランナー® 野村恭子

RELATED

関連記事

最近の記事

  1. 【プロが解説】寝室に使うなら〇〇色

  2. 【色のプロが解説】落ち着く部屋を作るにはこの色

  3. 【インテリアの色のプロが解説】部屋を広く見せるコツ5選


cocoticouleur

kyokoからお知らせを受け取る

新着記事をすぐにお知らせ。
ニュースレターも準備中です。

プライバシーポリシー

PAGE TOP