新築やリフォーム時、カーテン選びからすることってあるでしょうか?普通は一番最後が多いですよね。色んな所のグレードを上げたりすると、予算がいっぱいになってしまうこともあると思います。そんな場合にオススメするカーテンについてのお話です。
カーテンの種類は?
窓装飾には様々な種類があります。
代表的な物はカーテン、ブラインド、シェードです。
カーテン
カーテンは最も一般的な窓装飾の一つです。
さまざまな生地やデザインのカーテンがあり、窓に取り付けることでプライバシーを保護し、光を調節することができます。
メリット
- 手軽な取り付け: カーテンは取り付けが比較的簡単であり、自分で設置することができます。専門的なスキルや道具が必要ありません。
- コスト効果: カーテンは他の窓装飾に比べて比較的低コストです。さまざまな価格帯のカーテンが市場で入手可能であり、予算に合わせて選ぶことができます。
デメリット
- 防音効果の制限: カーテンは一般的には音の遮断効果はありません。
- 清潔保持の難しさ: カーテンはダストや汚れが付きやすいため、定期的な掃除やメンテナンスが必要です。特に、生地が厚手で繊細な場合は、クリーニングが難しいこともあります。
ブラインド
ブラインドは、横か縦方向に動かして開閉することができるスラット状の窓装飾です。
木製やアルミニウム製、プラスチック製など、さまざまな素材とデザインがあります。
メリット
- プライバシーと光の調節: ブラインドのスラットを調整することで、外部からの視線を遮ったり、自然光をコントロールしたりすることができます。また、一部のブラインドは完全に閉じることができるため、高いプライバシーを実現できます。
- 防音効果: ブラインドは一部の騒音を遮断する効果もあります。スラットが閉じている状態では、外部からの騒音を軽減することができます。
- メンテナンスの容易さ: ブラインドはカーテンよりもクリーニングやメンテナンスが比較的容易です。スラットを拭くことでホコリや汚れを除去することができます。
デメリット
- コスト: 高品質のブラインドはカーテンよりも高価な場合があります。特に、木製のブラインドや特殊なデザインのものは、コストが上がることがあります。
- 高温への感受性: アルミニウム製のブラインドは、直射日光や高温にさらされると熱を吸収しやすい傾向があります。そのため、遮熱効果を求める場合には適切な対策が必要です。
シェード
上部から下部に引き下げることで開閉するタイプの窓装飾です。コードやチェーン、スプリングなどのメカニズムを使用して操作します。
メリット
- プライバシー保護: シェードは窓を遮るため、プライバシーを守る役割を果たします。下部まで引き下げることで、外部からの視線を遮断することができます。
- 光のコントロール: シェードは光の透過度を調節できるため、部屋の明るさをコントロールすることができます。遮光性の高いものは、強い日差しを遮ることができます。
デメリット
- 遮音効果の制限: 一般的に、シェードは騒音を遮断する効果はありません。外部からの音や騒音を完全に遮断することはできません。
- 清潔保持の難しさ: シェードはダストや汚れが付きやすいため、定期的な掃除やメンテナンスが必要です。特に、生地が繊細な場合は注意が必要です。
- プライバシー確保: 下部まで下げないと、プライバシーを確保することができません。
予算が限られているときのカーテンの選び方
カーテンの価格は、素材によって大きく異なることがあります。
予算に合わせて、経済的な素材を選ぶことが重要です。
一般的に、シンプルなポリエステルや綿のカーテンは比較的低価格で入手できます。
カーテンは窓のサイズに合わせてカットすることができます。
予算を抑えるためには、標準的なサイズのカーテンを選ぶか、必要な場合はカーテンを自分でカットすることも検討できます。
また、必ずしもドレープカーテンまで必要でない方には、レースカーテンのみをかけることも検討してみて下さい。
オススメのカーテンメーカーは
とはいえ、どんな所で買えばいいのか分からない方の為に、オススメのカーテンメーカーをご紹介します。
ニトリ
機能性カーテンが欲しい場合はニトリがオススメ。
遮像タイプの物だと、夜でも室内が外から見えにくいです。
なので、レースカーテン1枚でも夜でも安心。
マンションの方や、夜はシャッターを閉める方にオススメです。
ただ、昼間も室内から外が見えにくいのが難点。
IKEA
透け感のあるカーテンをお探しの方にはIKEAがオススメ。
IKEAのレースカーテンは安いけど、チープ感が少ない物も多いのでオススメ。
生地がひきつれたりする物もあるので、店頭のサンプルを確認してから買うのが◎
お金払うとカットもしてもらえますよ。
無印良品
ドレープカーテンや、素材感にこだわりたいなら、無印良品がオススメ。
無印良品のカーテンはレース、ドレープ共に質感も良く、素敵な物があります。
ただし、ニトリやIKEAよりお値段は上がります。
オーダーにする場合は、けっこう高くなりますので、店頭で聞いてみて下さい。
ナチュラルインテリアを目指されている方には特に向いているカーテンです。
いかがでしたか?
カーテンは実はとても大事です。
できれば家づくりの最初の段階から、カーテンの予算も組み込んでおくのがオススメではあります。
これから家づくりをされる方は、ぜひ、窓周りのことも考えて計画してみて下さいね。
自然体 建築カラープランナー® 野村恭子