建築に特化した色のプロの資格「建築カラープランナー®」を持っています。なぜこの資格を取ったのか?それは感覚だけではしっくりこないという違和感があったから。今日は私がこの資格を取ったきっかけ等についてのお話です。
間取りの広告を見るのが大好きだった少女時代
何をするにもゆっくりおっとりだった小学生時代。
心配した姉が教室まで見に来てくれた程でした。
そんな少女時代の私の趣味は週末の新聞の折り込み広告。
当時は土日にたくさんのお家関係の広告が入ったものです。
間取りを見ては、「こんな部屋だったらこんな家具をここに置いて…」
なんてことを想像するのがとっても楽しかったです。
全くインテリアとは関係のない業種への就職
ただ、自分がインテリアがすごく好きという自覚もなく、就職したのは一般事務職。
子育てがある程度落ち着いて、仕事に復帰したのも接客を伴う事務職。
相変わらずインテリアとは関係のない日々を送っていました。
ある日資産運用が好きな夫と話し合って、収益物件を買うことになりました。
自分で色々選べるとワクワクしたのもつかの間。
いいと思って選んだ素材になんだか違和感が…
どうしてこれとこれは合わないんだろう?と疑問を抱くようになりました。
色彩塾に飛び込む
そんな時、ファッション好きの姉に教えて貰った
ファッションと建築の色のプロを養成する色彩塾という学校
なんとなく興味が湧いて入った学校ですが、
グレーの服を着ている私に「それはオレンジよ」というのです。
話を聞くうちに、
- 色に始まりの色がある
- 建築に使われる色は特に低彩度(色味が弱い)が多く、見極めが難しい
- 広い面積になるため、色の調整が難しい
ということが分かってきました。
なぜこれとこれを合わせても合わなかったのか?
に納得できた瞬間でした。
子供時代からのインテリア好きな想いがよみがえってきた私は
ここで学べば好きだったインテリアのことで仕事ができるかも!
という気持ちでいっぱいになりました。
cocoticouleurのチーム結成
姉はファッション部門で、私はインテリア部門で3年間ゆっくり学んだあと、
cocoticouleur
というチームを組んで姉と一緒に活動することになりました。
cocoticouleurとは
ここちいい×色
の造語。
ファッションからインテリアまで色を通して、皆様の生活を心地いいものにするお手伝いができること。
出来上がった後の幸せそうな笑顔を見ることがわたくしのシアワセです。
好きな事を仕事にできるシアワセ。
そして好きな事だからこそ、一生懸命の度合いが違う…
そんなことを感じながら日々お仕事をさせていただいてます。
今日はわたくしごとでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
自然体 建築カラープランナー® 野村恭子