「白い壁って広く見えるから、とりあえず白にしよう!」そう思っていませんか?
実は、“白”にもたくさんの種類があり、選び方を間違えるとお部屋が落ち着かない印象になってしまうことも…。このブログでは、プロの視点から “インテリアに合う白の選び方” をわかりやすく解説します。
お部屋をもっと心地よく、美しく整えたい方はぜひ読んでみてください。
白い壁紙も色々あります
「白い壁にするとお部屋が広く見える」
そう思っている方、とても多いです。
でも、実は「白」にもいろんな種類があるのをご存知でしょうか?
例えば、一見“真っ白”に見えるクロスでも、
よく見るとほんのりベージュがかっていたり、グレーが混ざっていたり。
「白=無彩色」とは限らないんです。
※無彩色とは白、黒、グレーのことで色を含んでいないものを指します
壁紙の見本帳を開くと並ぶ真っ白系クロス
でもそれを広い面積に貼ると、反射が強くてちょっと疲れる印象になることも。
肌の色に近い、少しトーンを落とした「やさしい白」を選ぶと
空間が自然と落ち着いて、広く感じられることもあります。
それから、明るさ(明度)だけじゃなく
「彩度(色の鮮やかさ)」にも注目してみてください。
明度が少し低くても、彩度が控えめな色はインテリアにすっと馴染みます。
結果、お部屋全体がまとまりやすくなるんです。

たとえば――
✔モダンにしたいなら、アクセントカラーでメリハリを。
✔ナチュラルテイストなら、麻やコットンを思わせるような
やわらかい白やベージュでまとめてみてくださいね。
皆様のお部屋作りが楽しくなりますように……
自然体 建築カラープランナー® 野村恭子
