お部屋づくりのサポートをさせて頂いていてすごくよく聞かれる質問が「この壁紙にして部屋は暗くなりませんか?」ラッキーなことに我が家にはちょうどいい実験材料があります。真ん中を本棚で区切っていてるお部屋。そちらの片方をDIYで壁紙を変えてみようかと……
深めの壁紙にすると部屋は暗くなる?
「この壁紙素敵なんだけど、部屋が暗くなりそうなので、白にしておきたいです。」
「この壁紙素敵なんだけど、部屋が暗くなりそうで心配」
「ちょっと暗くなりそうなので、アクセントクロスにして1面だけ使いたいです。」
家づくりをサポートしていてすごくよく聞かれる質問がこんな感じ。
確かに白は反射率も高く、他の色に比べて広く感じます。
暗くならないかと聞かれると、白に比べると暗くはなってしまいます。
落ち着く部屋づくりのために目指して欲しいのは和室の明るさ
いつもこのブログでもお話していますが、落ち着く部屋づくりをしたいなら真っ白な壁はオススメしていません。
白すぎる壁は緊張感を生むため、いつも生活する部屋を白くしすぎると居心地がわるくなってしまいます。
他の部分でできるだけ色をつけていくようにすると良いです。
日本人が一番落ち着く部屋の明るさは従来の和室。
和室は落ち着くな、と感じたことがある方は多いのではないでしょうか?
それは和室の素材感もそうですが、明るさも大きく関係しています。
DIYで部屋全体を深めにしてみた結果
今回選んだのはこちらのグリーン
全体に貼ると果たしてどうなったのかというと
自然体 建築カラープランナー® 野村恭子
こうなりました。
画像だけでは少し分かりづらいかも知れませんが、そんなに暗くないです。
白の壁紙と比べると少し暗くはなるのですが、真っ暗になると言うことは全然なくて、
反射率が低くなる分、光が入って明るい場所と、暗い部分がはっきりわかる感じです。
こちらの部屋は真ん中を大きな本棚で仕切ってあり、半分は白のままです。
ですのでとても比較がしやすいので、もう少し部屋が整ったらルームツアーを開催したいと考えています。
大阪近郊の方でリフォーム、新築検討中の方は是非一度見に来て頂きたいと思っています。
百聞は一見にしかず。
部屋に色をつけたいけど、とにかく暗くなるか心配という方は是非。
近々募集しようと思います。
自然体 建築カラープランナー® 野村恭子