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【プロが解説】寝室に使うなら〇〇色

色のこと

眠りに誘う色は何色?情報過多の時代。不眠症の方も多いと聞きます。実は眠りに色が深く関係しているとご存じですか?たかが色と思われるかも知れませんが、色はとても大事です。これから家づくりをされる方、模様替えで居心地の良い寝室を作りたい方は是非続きをお読み下さいね。

寝室に取り入れたい色はブルー

ブルーを寝室に使うべき理由とは?

ブルーは心を落ち着け、リラックス効果をもたらす色として知られています。
ブルーは心拍数を下げ、血圧を安定させる効果があるのです。
前回の記事でも書きましたが、ライトトーナス値という筋肉の弛緩具合を測ったものもあります。
目隠しをして実験するのですが、ブルーも筋肉が弛緩する色味になります。
そう、目隠しをしていても人は色を感じているのです。
眠るから大丈夫?
いえいえ、そんなことはありません。
リラックスしつつ眠りたいということであれば、効果的にブルーを取り入れてみるとよいです。

寝室にブルーを取り入れる上での注意点

寝室にブルーを取り入れるといいということが分かって頂けましたか?
でも注意点があります。
それは、ブルーだらけのお部屋にしないこと。

何事も適量というものがありますよ。

全部を青だらけにしてしまうと寒々しい部屋になってしまいます。
特にベッドシーツなど、肌に直接触れる物にブルーを使う場合は注意が必要です。
暑い夏はいいのですが、冬は布団に入っても寒いままつらい……
という状況になってしまったりするので、注意して下さいね。

カーテンとかアクセントクロス、クッションなどの小物など、少しブルーが目に入る位でも十分効果があります。
小物を取り入れるだけであれば、模様替え等でも気軽にできます。
ぜひ試してみて下さいね。

落ち着く寝室にはベージュもオススメ

もう一つのオススメカラーはベージュ。
ベージュって万能!
こちらも心地よい安定感と温かみがある色。
安心感を与えてくれます。
先程のライトトーナス値でもベージュは最も筋肉を弛緩させる色です。
青だけだと寒々しくなるので、ベージュとブルーを組み合わせて使って頂くのが一番のオススメです。
ブルーとベージュをメリハリのある組み合わせになります。
ベージュを基調にしてブルーでアクセントをつけるなどして頂くと空間もピリッと引き締まりますよ。

よく眠れる寝室には照明も重要

照明も快適な寝室づくりには欠かせません。
これから家づくりをされるかたに一番注意して頂きたいのはダウンライトの位置。
もしもダウンライトを寝室にも計画されているのであれば、ベッドの真上には配置しないようにすると良いです。
なぜならベッドに横になったときに真上にダウンライトがあるとかなり眩しいです。

これはペンダントライトにも言えることです。
電球が下から見えるようなデザインだと眩しく感じてしまいます。
十分注意して選んでみて下さいね。

照明の色もとても重要です。
寝室で使いたい色は電球色(暖色系の光)です。

  • メラトニンの分泌を妨げない
    電球色は、夕日のような暖かい光をしています。
    これは睡眠を促すメラトニンの分泌を促します。
    昼間の太陽光のような昼光色だと体が起きようとしてしまいます。
  • 調光器付きもオススメ
    調光器付きの照明も就寝前に徐々に暗くすることができて、体内時計を整えるのに役立ちます。
    リビングも調光器付きにして、夜間は徐々に暗くするのもいいですね。

まとめ

よく眠れる寝室を作る為には、効果的にブルーを取り入れてみて下さい。
ブルーのリラックス効果とベージュの安心感を組み合わせ、
そして電球色の照明を使うことで、快適で穏やかな寝室になります。

少しの工夫からでも大丈夫です。
毎晩の睡眠をより質の高いものにになりますように……

自然体 建築カラープランナー® 野村恭子


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