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パーソナルカラーをインテリアに応用する考え方

色のこと

パーソナルカラーといえば「ファッションのための診断」と思われがちですが、実はインテリアにも応用できるのをご存知ですか?この記事では、パーソナルカラーをインテリアに取り入れる際の考え方や、ベースカラーの役割、配色の基本ルールをわかりやすく解説します。「部屋の色合わせがちぐはぐに見える」「苦手な色をうまく取り入れたい」と感じている方は、ぜひ参考にしてください。

パーソナルカラーの基本をおさらい

パーソナルカラーは大きく「イエローベース」と「ブルーベース」に分けられます。
そこにさらに 清色(濁りのない色)か濁色(濁った色) かを加えて分類するのが、カラーシェイプシステムの考え方です。

    • イエローベース×清色:黄みを帯びた明るく澄んだ色(例:ブライトオレンジ、ミントグリーン)
    • イエローベース×濁色:黄みがかったやわらかい色(例:ベージュ、オリーブグリーン)
    • ブルーベース×清色:青みがかった澄んだ色(例:アイスブルー、ラベンダー)
    • ブルーベース×濁色:青みがかった落ち着いた色(例:ブルーグレー、モーブ)

この4つのグループに分けることで、自分に「似合うトーン(明るさ・鮮やかさ)」がわかりやすくなります。
この軸をもとに、どんな風に組み合わせればより素敵になるかをご説明していくのがカラーシェイプシステムです。

パーソナルカラーはインテリアでも活かせる

インテリアの色選びも、パーソナルカラーと同じように「イエローベース」と「ブルーベース」に大きく分けられます。
またインテリアにおいても更に、清色(クリア)なのか濁色(マット)なのかで印象は大きく変わります。

ただ、インテリアの場合も、ひとつのスタイルにきっちり当てはめるのが難しいです。
なぜなら、住まいも人と同じで個性があり、必ずしも“ベスト”だけで成り立つものではないからです。
これはお洋服にも言えることですね。

むしろ大切なのは「得意な色」よりも「苦手な色」を知ること。壁や床といった大きな面積に苦手なトーンを使うと違和感が出やすいですが、逆に小物やアクセントとして取り入れるとお部屋の幅が広がります。

つまり、インテリアも「ドミナント配色(支配する色)」の考え方です。
たとえば

  • ブルーベースの方なら、ウォルナットやグレイッシュな木目をベースに
  • イエローベースの方なら、オークやメープルなど黄みを帯びた素材を土台に

すると自然に馴染みます。

そこに「明度(明るさ)」や「彩度(鮮やかさ)」をどう組み合わせるかで、落ち着いた空間にも、メリハリのある垢抜けた空間にもなります。
大きな家具でなじませ、クッションやアートなどでコントラストを効かせると一気におしゃれ度が増しますよ。

まとめ|パーソナルカラーを取り入れて心地よい空間を

結論としては、服と同じように インテリアも“配色のコーディネート力”が命です。
基礎知識を身につければ、苦手だと思っていた色も自然と扱えるようになります。

そしてもうひとつ大切なのは、ベースをきちんと整えること
多くの方が色を入れすぎてしまいがちですが、実は「ちょっと物足りないかな?」と感じるくらいシンプルな土台こそが、調和しやすく居心地のよい空間につながります。
そのベースに、パーソナルカラーの考え方を取り入れることで、自分らしさが自然ににじみ出るインテリアが完成します。

そして、ベースを整えるときに「イエローベース」「ブルーベース」を意識するなら、最初に一度カラーシェイプを受けてみるのがおすすめです。
自分のトーンがわかると、インテリアの方向性もぐっと決めやすくなります。
そんなわけで、パーソナルカラーを専門にしている姉と組んで、そうした診断とインテリアをリンクさせる取り組みをしています。

色を味方にして、ぜひ理想の空間づくりを楽しんでみてくださいね。


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